相続セミナー:《最新》グレーゾーンから考える『相続・贈与税の土地適正評価』

評価のグレーゾーンを
これまでの経験や裁判例等を通じて明らかにし、
評価実務を行う上で活用できるように紹介

相続税の土地評価は、あらかじめ定められた国税庁の財産評価基本通達により行われていますが、判断に迷う点(グレーゾーン)が多くあります。このようなグレーゾーンにより複数の評価方法が生じるわけですが、申告実務においては複数の評価方法があることを知らないと評価誤りにつながります。例えば市街地山林においては、1億円として申告したものが、後日10万円の評価でよかったということもあります。
また、このようなグレーゾーンは、判断が分かれるためしばしば税務署とのトラブルの要因となっています。
今回は、評価のグレーゾーンをこれまでの経験や裁判例等を通じて明らかにし、評価実務(申告書を作成する、及び、税務調査時に対応する)を行う上で活用できるように意識して紹介します。

講座内容

① 評価単位1――2以上の地目が一体として利用されている場合とは
② 評価単位2――自用地と自用地でも別評価単位となる場合とは
③ 地積とは登記地積か測量地積か
④ 路線価が付く「不特定多数の者の通行の用に供されている道路」とは
⑤ 特定路線価か、路地状敷地としての評価か
⑥ 想定整形地が複数生じる場合のとり方
⑦ 無道路地が実際に利用している路線とは
⑧ 私道4つの評価方法(ゼロ、10割、3割、1割)
⑨ 広大地が適用できるか否かの判断はどのように行うのか
⑩ 宅地への転用が見込めない市街地山林の判断ポイントとは
⑪ その賃貸借契約は借地権か賃借権か
⑫ 貸家の一時的な空室とは
⑬ マンションに隣接する駐車場は一体評価か別評価か
⑭ 市街化調整区域における雑種地の評価が大きく異なる理由とは
⑮ 2種類の賃借権―地上権に準ずる賃借権とそれ以外の賃借権の区分はどのように行うのか
⑯ 不動産鑑定評価書、売買実例価額は採用されるのか
⑰ タワーマンション節税は封じられるのか
⑱ 評価上斟酌すべき高低差はどのくらいか

新版 グレーゾーンから考える 相続・贈与税の土地適正評価の実務特典 講師書籍付き
新版 グレーゾーンから考える 相続・贈与税の土地適正評価の実務

風岡範哉 著・清文社・2016年・定価4,320円(税込)
講 師

税理士・宅地建物取引士
風岡 範哉 氏

税理士法人チェスターに所属し、主に相続税申告業務を担当。これまで相続税申告に従事した案件は250件を超える。相続税実務において、特に判断が難しい、土地評価や名義性財産の判定、税務調査対応等に強みがある。
【主な著作】
『新版 グレーゾーンから考える 相続・贈与税の土地適正評価の実務』(清文社、2016年)
『税務調査でそこが問われる! 相続税・贈与税における 名義預金・名義株の税務判断』(清文社2015年)
『相続税・贈与税 通達によらない評価の事例研究』(現代図書、2008年)
「相続税・贈与税の課税処分における理由附記」『月刊税務事例』(財経詳報社、2011年)
「財産評価基本通達6項の現代的課題」第28回日税研究賞入選〔2005年〕 など
開催日時 2016年10月19日(水)14:00~17:00(受付開始13:30)
場 所 エル・おおさか【地図
540-0031 大阪市中央区北浜東3-14

・京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m
・京阪・地下鉄堺筋線「北浜駅」より東へ500m
・地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」より東へ1,200m
・JR東西線「大阪天満宮駅」より南へ850m

受講料(税込) Farbe定額制クラブ 会員: 無料
一般:25,000円(書籍代・税込)
※書籍を持参される方は4,000円off
定員 40名
お申込み多数の場合は、事前に締め切らせていただきます。
また、事前入金による先着順とさせて頂きますので、予めご了承下さい。
お問い合わせ (株)ファルベ 【TEL】03-6228-3272 担当:藤井・内海
共催 (株)清文社

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