土地の評価をする上で、
実務上押さえておくべき必須項目を、
設例を交えながら具体的に紹介
一般的に土地の価格は一物四価と言われます。相続税評価額の計算上における土地はどうでしょうか。評価減できる論点がない土地ならいざ知らず、担当する税理士によって土地の評価額は一物百価になることはあり得ます。
相続税の評価計算上の土地の評価に一定の解答はありません。その評価方法と評価額がストライクゾーンを外れていないかどうか、ということがポイントです。
そして、土地の減可能のメニューをどれだけ知識として持っているのか、そのメニューの使いどころを事例に適切に反映させているのかどうかが、税理士としての腕の見せどころと言っても過言ではありません。今回は、基本から応用まで、実務上遭遇する可能性の高い論点を紹介していきます。
講座内容
1. 土地評価の手順
① 資料収集
② 現地調査
③ 役所調査
2. 土地評価減テクニック
① 容積率の異なる2以上の地域にわたる土地の評価減
② 私道がある場合の評価減
③ 特定路線価の設定の必要性
④ 広大地評価のための資料収集
⑤ 生産緑地農地の評価と周辺知識
(水路河川がある場合、高圧電線がある場合、広大地)
⑥ 市街化調整区域内のある雑種地評価
⑦ 空室がある賃貸アパート敷地の評価減(「一時的な空室」の考え方)
⑧ 一団の宅地に複数の賃貸アパートがある場合
⑨ 土地を分筆して取得する場合
⑩ 2割加算適用者がいる場合の分割の工夫
相続発生後でも間に合う 土地評価減テクニック
山本隆正 著・中央経済社・2016年・定価3,240円(税込)
講 師 |
税理士 山本 隆正 氏 税理士法人チェスターに所属し、主に相続税申告業務を担当。それまでの相続税申告や生前対策などの経験を活かし、チェスター大阪事務所の開店当初からメインスタッフとして従事 (経歴) 2005年 神戸大学経営学部卒業 2006年 税理士法人FP総合研究所 資産税部門 入所 2015年 税理士法人チェスター 大阪事務所 入所 (書籍) 『相続発生後でも間に合う 土地評価減テクニック』 (中央経済社 2016) 『相続実務における雑種地の評価』(清文社 2016) |
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開催日時 | 2016年9月7日(水)13:00~16:00(受付開始12:30) |
場 所 | エル・おおさか【地図】 540-0031 大阪市中央区北浜東3-14 ・京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m |
受講料(税込) |
Farbe定額制クラブ 会員: 無料 一般:20,000円(書籍代・税込) ※書籍を持参される方は3,000円off |
定員 | 40名 お申込み多数の場合は、事前に締め切らせていただきます。 また、事前入金による先着順とさせて頂きますので、予めご了承下さい。 |
お問い合わせ | (株)ファルベ 【TEL】03-6228-3272 担当:藤井・内海 |
共催 | (株)清文社 |
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