事業承継の実務を、お客様に応え、充実感を得る自己実現の場にするために、「信託等の税務周辺知識」がポイントとなる事例を通して解説

資産の承継、事業の承継の仕事は、お客様にとって、とても重要な意味を持つ仕事です。税理士としては、「評価額を算定すること」、「税額の計算をすること」、そして「申告書を書くこと」が大切な仕事です。しかし、それだけではお客様にとって、税理士は単なる計算屋になってしまうことがあります。
一方で、仕事への取り組み方によっては、事業承継の仕事を通じて、税理士はお客様にとってかけがえのない信頼される存在になりえます。また、資産の承継にかかる悲喜交々のドラマを共に感じ、税理士自身が人間的に成長できる場でもあります。
そこで、本講座では、事業承継をお手伝いする際に充実感を感じられるよう、お客様に対する向き合い方、仕事への取り組む姿勢等について、信託等の税務周辺知識がポイントとなる事例を通してご紹介したいと思います。

講座内容

・相続税対策と相続対策
・遺言書を書くことと、遺言書を見直すこと
・相続対策の成否は、相続調査ではなくその数年先に
・事業承継に取り組む専門家の心構えと、仕事の取り組み方
・クライアントの視点について(財産の位置づけ)
・検討過程のプレゼンテーションの重要性
・専門家が認識しておくべき、クライアントの陥りがちな錯覚と、それによる弊害
・ビジネスで相続対策を売る社と、税理士の立ち位置の違い
・税理士に求められる周辺知識
・点の承継の時代から線の承継の時代へ
・見落としがちな債務の対応

講 師

税理士法人つむぎコンサルティング 代表社員
公認会計士・税理士
笹島 修平 氏

平成5年 慶應義塾大学理工学部 卒業
同年 東京大学理学部 大学院 中退
平成6年 太田昭和監査法人(現 新日本有限責任監査法人)入社
平成11年 税理士法人タクトコンサルティング 入社
平成13〜17年 慶應義塾大学にて非常勤講師「戦略的 税務会計特論」にて、企業組織再編、M&A、事業承継、相続等の教鞭を執る
平成19年 中小企業庁「相続関連事業承継法制等検討委員会 委員
平成24年 税理士法人つむぎコンサルティング・株式会社つむぎコンサルティング 設立
 
[主な業務内容]
企業組織再編(会社分割、株式交換、株式移転、合併、現物出資、現物分配等)/M&A(企業買収、MBO、TOB)のストラクチャー/事業承継、相続・贈与の対策/信託の活用/不動産の組換、リストラクチャリング/上記にかかる執筆・講演に注力
 
【主な著書】
「信託を活用した新しい相続・贈与のすすめ」
「Q&Aと図解でわかる事業承継のすすめ(平成26年3月刊行)」
開催日時 2015年3月19日(木)14:00~17:00(受付開始13:30)
場所 アットビジネスセンター東京駅(東京駅至近)【地図
東京都中央区京橋1-11-2 八重洲MIDビル
東京駅(八重洲口)より徒歩約6分・東京メトロ日本橋駅より徒歩約5分
受講料(税込) 10,000円(税込)
定員 60名
お申込み多数の場合は、事前に締め切らせていただきます。
また、事前入金による先着順とさせて頂きますので、予めご了承下さい。
お問い合わせ (株)ファルベ 【TEL】03(5542)1534

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