限界事例を知ることで、実務上、押すべきところと引くべきところの勘どころを掴む

相続セミナー:税務調査・税務判断で役立つ『加算税賦課の諸論点』加算税は課税庁が勝手に決めてくるものだから、こちらからはどうにもできない(?)
そんなことはありません。過少申告加算税が免除されるケース、無申告加算税が課されないケース、重加算税における「隠ぺい仮装」とは等、いくつかの論点を押さえておくだけで、税務調査や税務判断の際に効果を発揮します。
加算税を理解するポイントは、条文だけでなく、事例を通してイメージを掴むことです。
国税審判官の経験を踏まえて、判例や裁決事例を交えながら解説いたします。

講座内容

Ⅰ 概論
(1)加算税の種類   (2)加算税の特徴
Ⅱ 正当な理由
(1)税法解釈   (2)事実関係の不知や誤認等   (3)税務官庁の対応   (4)その他
Ⅲ 更正予知
(1)調査があったことにより   (2)更正があるべきことを予知   (3)書面添付制度との関係
Ⅳ 隠ぺい仮装
(1)行為者の範囲   (2)隠ぺい仮装とは   (3)ことさら過少・その他論点
Ⅴ 計算
(1)計算の基礎   (2)財産債務調書等に係る加重等   (3)今年度の改正点

講 師

桝家小鈴税理士事務所 
所属税理士
佐藤 善恵 氏

<略歴>2002年 税理士登録/京都大学MBA/京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学/同志社大学大学院総合政策科学研究科 非常勤講師・立命館大学大学院経営管理研究科 非常勤講師、近畿税理士会調査研究部専門委員(2009~2010年)を経て、2010~2014年 国税不服審判所大阪支部 国税審判官/米国公認会計士協会正会員・CFP®
<著書>「Q&A税務調査・税務判断に役立つ裁判・審査請求読本」清文社、「判例裁決から見る加算税の実務」税務研究会出版局、「税理士のための相続をめぐる民法と税法の理解-民法(相続編)を逐条的に事例解説」(共著)ぎょうせい、「社長のギモンに答える法人税相談室」清文社、「実践 LLPの法務・会計・税務」(共著)清文社、「税務訴訟と要件事実論」清文社、他多数
<雑誌>「視点スイッチで裁決研究-2人の元国税審判官によるクロストーク(税務弘報)」中央経済社、「税務争訟における判断の分水嶺」Profession Journal、「判決レポート(納税月報法人版)」納税協会、以上連載中
開催日時 2016年5月12日(木)13:30~16:00(受付開始13:00)
場所 ビジョンセンター東京【地図
東京都中央区八重洲2-3-14 ケイアイ興産東京ビル 4F-7F B1
●最寄駅からの所要時間
JR東京駅 八重洲南口 徒歩2分・東京メトロ銀座線京橋駅 7番出口徒歩2分
受講料(税込) Farbe定額制クラブ 会員: 無料
相続・事業承継実務研究会 会員: 無料
一般:15,000円(税込)
定員 40名
お申込み多数の場合は、事前に締め切らせていただきます。
また、事前入金による先着順とさせて頂きますので、予めご了承下さい。
お問い合わせ (株)ファルベ 【TEL】03-6228-3272 担当:藤井・内海
相続・事業承継実務研究会 とは
 全国の税理士を中心とした相続・事業承継の専門家に、最新かつ具体的な「価値ある情報」を生講座とオンラインLIVE講座にて提供し、地域の「相続・事業承継ビジネス」を創成するための専門家ネットワークを構築いたします。また、顧客開拓のためのセミナー支援、講師養成、web戦略などのマーケティングを総合的にサポートしていきます。月額30,000円(税別)にて、年間50講座程度が受け放題。オンラインLIVE講座も選択可能。社員研修のあり方が変わります。

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