~ 一族の資産を“守る“ための家督相続と法定相続をミックスさせた相続実務 ~

実家を相続する長男は、価値がある不動産であっても売れません。
広大な実家を維持するためには、多額のコストが必要です。
しかし、将来のコストは、相続時に考慮してくれません。
収益がないにもかかわらずです。

兄弟、士業専門家は“平等?”に遺産を分けようとします。
相続税財産評価は、ストック面しか考えていません。
しかも、それは時価でもありません。
平等とは何なのか?

キャッシュフロー経営から見れば、相続税はお父様が亡くなった後、10か月以内に現金で支払わなければならない国からの借金(負債)です。
その借金を支払うために、不動産を売却しなければならないとしたら、それは「会社の清算」(不動産事業の失敗)と同じことです。

本講座では、相続税理士ができる一族の資産を“守る”(事業を継続する)ための新しい相続提案のあり方をお伝えいたします。

講座内容

1.地主相続を不動産事業の承継と捉える
 ①不動産にはストックとフローの両面がある
 ②相続実務をストック資産だけで捉えると失敗する
 ③相続に時価会計を導入する ~相続税財産評価は時価ではない
 ④将来得られるであろう「収益」を現在価値にしたものが時価
 ⑤事業の目的は「継続」すること
 ⑥事業を継続するためには、「後継者」が必要
 ⑦後継者教育の重要性

2.事例でみる相続財産の捉え方
 ●自宅を「マイナス」の収益資産とみる ~将来に渡って維持できますか?
 ●貸家の相続財産に、数年後の大規模修繕費(負債)は入っていますか?
 ●底地を利回り0.8%程度の金融資産とみる
 ●相続税を国からの“借金”とみると・・・不動産賃料から払える?
 ●遺産分割時に、市街地山林の“実際の造成費”を考慮していますか?
 ●生産緑地を事業の面で考えるとどうすればいいか?
 ●豪邸建物の簿価3億円、固定資産税評価2億円・・・土地付きで売れる地域ではない!遺産分割はどうする?

講 師 石川 真樹

石川 真樹

株式会社ファルベ 代表取締役

宮城県石巻市出身。宮城県石巻高等学校(高校3年時、全国高校ラグビー大会花園出場)、早稲田大学社会科学部、東京理科大学第二工学部建築学科卒業。
1997年 大手不動産鑑定会社入社、不動産鑑定・不動産コンサルティング業務に従事。2003年~セミナー事業部最高責任者、2007年~不動産コンサルティング部・セミナー事業部兼任取締役。
2014年 相続専門の不動産コンサルティングファームの㈱ファルベを設立。これまでに培ってきた幅広いネットワークを活かし、人と人との「つながり」に重点を置いた不動産相続コンサルティング事業を展開。
開催日時 生講座2019年 6月18日(火)13:30~15:30(受付開始13:00)
場 所 AP西新宿地図

東京都新宿区西新宿7-2-4 新宿喜楓ビル6F・5F・4F
・JR「新宿」駅中央西口小田急百貨店前から徒歩6分
・小田急・京王・都営新宿線「新宿」駅徒歩6分
・都営大江戸線「新宿西口」駅D5出口徒歩約1分
・西武新宿線「西武新宿」駅徒歩約5分

受講料(税込) 一般[会場受講]: 15,000円(税込)

定額制クラブ 会員: 無料
資産税実務研究会 会員: 無料

定員 生講座会場受講 先着40 名様

お申込み多数の場合は、事前に締め切らせていただきます。
また、事前入金による先着順とさせて頂きますので、予めご了承下さい。

お問い合わせ (株)ファルベ 【TEL】03-6228-3272 担当:藤井・内海

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