最高裁判決後の評価通達6項の解釈運用を確認
講座内容
Farbeの資産税実務セミナーで何度か検証したことのある取引相場のない株式の評価において評価通達6項を適用することの可否が争点とされていたいわゆる『仙台薬局事件』(このネーミングで常連受講の先生方はご理解いただけると思います。) の第一審判決(東京地方裁判所、令和6年1月18日判決、令和3年(行ウ)第22号、相続税更正処分等取消請求事件)が言い渡されました。
本判決は、令和4 年4 月1 9 日の最高裁判決( いわゆる『札幌事件』)の言渡し以後において初めて、評価通達6(この通達の定めにより難い場合の評価)の適用射程についての司法判断が示されたものとして、大いに注目されるものです。
そこで、今回の研修会では、題記のとおりのセミナーを特別開催することにして、評価通達6項について、評価実務の目線からの解釈運用を確認してみることにします。
確定申告期限直後のご多用の時期ですが、評価通達6項にご興味のある先生方のご参加をお待ち申しております。
(2) 仙台薬局事件の概要
(3) 国税不服審判所の判断(令和2年7月8日裁決、仙裁(諸)令2-4)
(4) 東京地方裁判所の判断(令和6年1月18日判決、令和3年(行ウ)第22号)
(5) 評価通達6項の今後の実務運用
(6) その他、評価通達6項について、興味深い話題を確認します。
講 師
税理士
笹岡 宏保 氏
1962年兵庫県神戸市出身。1981年関西大学経済学部入学。1983年大原簿記専門学校非常勤講師就任。1984年税理士試験合格。1985年関西大学経済学部卒業。その後、会計事務所に勤務(主に相続・譲渡等の資産税部門の業務を担当)。1991年笹岡会計事務所設立。現在、多くのクライアントの税務申告代理を行っている一方、各税理士会の「統一研修会」等の資産税講師、民間研修機関の講師として活躍している。
【主要著書】
『<相続税・贈与税>財産評価の実務』 清文社
『Q&A 税理士のための税務判断実務マニュアル』 清文社
『詳解 小規模宅地等の課税特例の実務 重要項目の整理と理解』 清文社
『これだけはおさえておきたい相続税の実務Q&A』 清文社
開催日時
2024年3月19日(火) 12:00 ~ 15:00
場 所
ビジョンセンター浜松町【地図】
東京都港区浜松町2-8-14 浜松町TSビル4F,5F,6F
TEL:03-6262-3553
・JR山手線・京浜東北線「浜松町駅(南口-S5階段・金杉橋方面)」 徒歩3分
・東京モノレール羽田空港線「モノレール浜松町駅(南口-1出口)」 徒歩3分
・都営大江戸線・浅草線「大門駅(A1出口)」 徒歩5分
受講料
[会場受講・オンラインLIVE] 10,000円(税込)
【無料】・定額制クラブ
・資産税実務研究会
・資産税オンライン会員
・資産税実務2023全講座受講者
・資産税実務2024全講座受講者
定 員
会場受講 先着20 名様
お申込み多数の場合は、事前に締め切らせていただきます。
また、事前入金による先着順とさせて頂きますので、予めご了承下さい。
申込期限
3/14(木)
当講座はレジュメを事前郵送します。期限までにお申し込みください。
なお、会場受講の方は当日お渡しいたします。
お問い合わせ
(株)ファルベ 【TEL】03(6228)3272
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