宅地評価には実務上の取扱いに悩む事例が数多くあります。
例えば、次に掲げる事例についてはどのように考えればよいのでしょうか。
今回の講義では、この事例への対応力を身に着けることを目的として宅地評価の各種論点を確認します。
相続人A及びBが取得した宅地の状況は次のとおりであった。
この宅地の評価単位はどのようにして取り扱うことが相当でしょうか。
次に掲げる宅地は一方路線として評価して差し支えないでしょうか。
それとも、側方路線影響加算を行う必要性があるのでしょうか。
次に掲げる宅地は道路Bに特定路線価の設定を申請して評価しなければなりませんか。
道路Aを基に簡便的に評価してもかまわないと考えますが。
- 道路A及び道路Bは、ともに市道
- 道路Aには路線価100千円が付設されているが、道路Bには路線価は未付設
第1講座 評価単位
宅地評価の入り口(基礎中の基礎)である評価単位について確認
【1日目】4月28日(日) 【2日目】4月29日(月祝) 全日10:30~17:00
1. 土地の評価上の区分
(1)原則的な取扱い(地目別評価)
(2)特例的な取扱い
①その1:一体利用の特例
②その2:隣接地目の特例
2. 宅地の評価単位
3. 評価単位が争点とされた裁判例(判例)・裁決事例の確認
第2講座 宅地の評価(基本的な項目)
宅地評価の基本である路線価方式と倍率方式について確認
【1日目】7月15日(月祝) 【2日目】7月16日(火) 全日10:30~17:00
1.路線価方式による評価
(1) 路線価、地区区分、特定路線価
(2) 奥行価格補正率
(3) 一方路線、側方路線、二方路線
(4) 不整形地
(5) 地積規模の大きな宅地
(6) 間口が狭小な宅地・奥行が長大な宅地
(7) 無道路地
(8) かげ地等を有する宅地
2.倍率方式による評価
(1) 評価単位と筆との関係
(2) 倍率方式による評価上の留意点
第3講座 宅地の評価(応用的な項目)
宅地評価に係る実務上の個別重要項目について確認
【1日目】10月26日(土) 【2日目】10月27日(日)
【3日目】2025年2月3日(月) 【4日目】2025年2月4日(火) 全日10:30~17:00
1.容積率の異なる2以上の地域にわたる宅地
2.土砂災害特別警戒区域内にある宅地
3.私道
4.土地区画整理事業施工中の宅地
5.造成中の宅地
6.セットバックを必要とする宅地
7.都市計画道路予定地の区域内にある宅地
8.マンション用地(改正項目を含む)である宅地
9.公開空地のある宅地
10.利用価値が著しく低下している宅地
11.土壌汚染地である宅地
12.埋蔵文化財包蔵地である宅地
13.宅地評価に係る重要裁決事例の確認
講 師
税理士
笹岡 宏保 氏
1962年兵庫県神戸市出身。1981年関西大学経済学部入学。1983年大原簿記専門学校非常勤講師就任。1984年税理士試験合格。1985年関西大学経済学部卒業。その後、会計事務所に勤務(主に相続・譲渡等の資産税部門の業務を担当)。1991年笹岡会計事務所設立。現在、多くのクライアントの税務申告代理を行っている一方、各税理士会の「統一研修会」等の資産税講師、民間研修機関の講師として活躍している。
【主要著書】
『<相続税・贈与税>財産評価の実務』 清文社
『Q&A 税理士のための税務判断実務マニュアル』 清文社
『詳解 小規模宅地等の課税特例の実務 重要項目の整理と理解』 清文社
『これだけはおさえておきたい相続税の実務Q&A』 清文社
開催日時
第1講座 評価単位
【会場:ウインクあいち】
【1日目】4月28日(日) 【2日目】4月29日(月祝) 全日10:30~17:00
第2講座 宅地の評価(基本的な項目)
【会場:ウインクあいち】
【1日目】7月15日(月祝) 【2日目】7月16日(火) 全日10:30~17:00
第3講座 宅地の評価(応用的な項目)
【会場:オフィスパーク 名駅プレミアホール】
【1日目】10月26日(土) 【2日目】10月27日(日)
【3日目】2025年2月3日(月) 【4日目】2025年2月4日(火) 全日10:30~17:00
場 所
■ 第1講座・第2講座 ■
ウインクあいち(愛知県産業労働センター)9階 901号室【地図】
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
TEL:052-571-6131
・JR名古屋駅 桜通口からミッドランドスクエア方面 徒歩5分
■ 第3講座 ■
オフィスパーク 名駅プレミアホール 4階 403ABC【地図】
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目5番27号 大一名駅ビル
TEL:052-485-9410
・JR名古屋駅 各線「名古屋」駅徒歩3分 ユニモール(地下街)7番出口目の前
受講料
第1講座 評価単位 2日間 60,000円(税込)
第2講座 宅地の評価(基本的な項目) 2日間 60,000円(税込)
第3講座 宅地の評価(応用的な項目) 4日間 120,000円(税込)
全3講座 一括 200,000円(税込)
【正規料金の半額】
・資産税実務2024全講座受講者
定 員
会場 40名
※ オンラインLIVEはありません
お申込み多数の場合は、事前に締め切らせていただきます。
また、事前入金による先着順とさせて頂きますので、予めご了承下さい。
お問い合わせ
(株)ファルベ 【TEL】03(6228)3272
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