~ 顧問先企業の不動産M&Aが上手くいくケースを徹底解説 ~
会計事務所の新提案
顧問先に必ず1社は存在する「不動産を活用した事業承継対策」を活かせる企業のパターンを理解し、ご自身の事業承継対策提案に活かす
● 今がチャンス? ~今は不動産バブル
・ 実例 「入札:銀座で坪1億が相場の土地が坪1.6億で売れた」
・ 好立地の新築1棟マンションがネット利回り3%台でもすぐ売れる
・ 新しい不動産投資商品が良く売れる
(不動産小口化商品、クラウドファンディング)
・ 一部(ホテル)を除き不動産業界は活況
(特に住宅系は分譲・賃貸とも作れば売れる)
・ 実需(居住用)の価格高騰、、、それでも売れる。
● なぜか?
・ 収益不動産への融資緩和(2021/9/3日経朝刊)
・ デフレとコロナ禍が重なり低金利続く
● バブルはいつまで続く?
・ バブル崩壊の兆候は半年~ 1年前に現れる
→ 現在は兆候なし?(コロナ禍でもバブルは続いている)
★ 「いつか売る必要がある」なら今が売り時。兆候が出てからでは手遅れに。
● あらためて、不動産売却とM&Aの違い(メリット・デメリット)
・株式(不動産)譲渡時の手取りの違い(⇒シミュレーション)
・相続後の手残りの違い(⇒シミュレーション)
・株式を売らない場合、いつまで共有の会社を続けていくのか?(兄弟姉妹の仲は良い?将来の争族のリスクはない?)
・高齢の株主が増えていく⇒認知症リスク、相続リスク
→ M&Aできなくなる、会社の経営ができなくなる、相続税が払えない
→ 推定相続人が、株を欲しがっているか?
・株式分散後、第三者が入ってきてしまって創業家が追い出されたケース(老舗企業)
→ (所有と経営の分離により)赤字なのに思い切った手が打てない
→ でも、M&Aの選択肢がない(株主がまとまらないため)
● ケーススタディ(M&Aがうまくいった例)
① 株式が分散した資産管理会社
・ 株主は親族だけでなく、一部を他人が持っている
・ 高齢化した株主の意見をまとめるのが大変(過去に代替わりした社長が高齢の株主にいじめられて退任した)
・ 古ビルがあるが立退きまでは自力で出来ない(普通はプロの不動産業者の仕事)
(数十年の付き合いのテナントもいるので、ハードな交渉ができない)
・ 含み益過大(売却時に多額の納税が生じる)
→ その結果、満足のいく価格を出す買い手が現れない
② 不動産を持っている事業会社
・ 地元密着企業で安定収益+不動産賃貸収入もある優良企業
・ 後継者いない
・ 病気になり急いでいる
・ 不動産を持っているため株価が高く、M&Aの障害になっている
・ 地元密着企業で社長は地元の名士
→ 地元に知られたくないため内々で取引できる買主を希望
③ 地方企業(資産保有会社)
・ コロナ禍の影響ある不動産(大規模商業施設)
・ 現場を仕切ってきた番頭さんが退職予定
・ 社長一族は地元の名士で身動きが取れない(地方の財界で噂が広まりやすい)
→ 内々で取引できる買主を希望
・ 地方では規模が大きく(数十億)買い手がいない
→ 地元地銀と付き合いが深いため買主が地元地銀に相談できない
・ 地主とは先代からの付き合いで、借地契約書が無かったり、更新契約書が無かったり(口約束などで済ませていた場合もあったのかもしれない)
講演者 |
塚田 拓士 氏フィンテックアセットマネジメント株式会社 1994年に東京国税局に入局、資産課税部門の国税調査官として主に相続税の税務調査に関わる。 その後不動産鑑定士資格を取得。 2007年にフィンテックグローバル入社後は、不動産子会社役員、鑑定会社・コンサルティング会社 等のグループ会社社長を経て、2018年より現職。 現在は、不動産M&A等により、事業承継等の企業の不動産に関する問題解決を図っている。 |
開催日時 | [生講座・オンラインLIVE講座・オンラインアーカイブ講座] 2021年12月6日(月)16:00~18:00 ●※オンラインアーカイブは3営業日後12:00より視聴可能 |
場所 | ビジョンセンター浜松町【地図】
東京都港区浜松町2-8-14 浜松町TSビル4F,5F,6F |
受講料 (税込) |
一般[会場受講]: 25,000円(税込) 一般[オンラインLIVE講座]:25,000円(税込) 一般[オンラインアーカイブ講座]:25,000円(税込) 定額制クラブ 会員: 無料 |
定員 | [生講座]会場受講 先着20 名様 [オンラインLIVE講座]同時中継 無制限 [オンラインアーカイブ講座]無制限 生講座は、お申込み多数の場合は、事前に締め切らせていただきます。 |
お問合せ | (株)ファルベ 【TEL】03-6228-3272 担当:藤井・内海 |
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